12月は「金融犯罪撲滅推進月間」 - 全銀協が啓発活動
全国銀行協会は、2024年12月を「金融犯罪撲滅推進月間」と定め、被害防止に向けた活動を展開すると発表した。

「バンケンくん」を採用した啓発チラシの一部(画像:全銀協)
特殊詐欺やインターネットバンキングによる不正送金など、金融犯罪の被害防止に向けて全国規模での啓発活動を推進するとともに、利用者に注意喚起を行う。
同団体では、2023年まで「振り込め詐欺等撲滅強化推進期間」を展開してきたが名称を変更。金融犯罪全般に対応する姿勢を強調した。
特殊詐欺被害が深刻な状況にあり、政府においても「国民を詐欺から守るための総合対策」を策定するなど、金融犯罪全般における被害の未然防止に向けた取り組みが求められている。
推進月間には、銀行店舗で年末防犯チラシや、同団体キャラクター「バンケンくん」の啓発チラシを配布。デジタルサイネージなどを活用した情報発信を行う。
また推進期間に関わらず、防犯意識向上に向けて日ごろより注意喚起を実施するなど、金融犯罪の撲滅に向けて活動を進めていく。
(Security NEXT - 2024/11/20 )
ツイート
PR
関連記事
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
