スマホ決済、約3割が「セキュリティ対策充実」を重視
スマートフォン決済サービスを選ぶ際、利便性を求める声が5割を超える一方、セキュリティ対策を重視するとの回答は約3割にとどまった。
マイボイスコムが、2月1日から5日にかけてモバイル決済に関する意識調査をインターネットで実施したもの。1万132人が回答した。

スマホ決済選定時に重視する点(グラフ:マイボイスコム)
直近1年間に、スマートフォン決済を利用した人は50.6%で、前年の42.0%から増加した。利用したサービスは「PayPay」が33.3%、「楽天ペイ」が14.8%、「d払い」が13.6%、「auPAY」が9.1%だった。
スマホ決済の利用意向は「利用したい」が25.3%、「やや利用したい」が17.7%で、あわせると43.0%。前年調査の36.2%から上昇した。利用したいと考えている回答者に、サービスを選ぶ際、重視する点を聞いたところ、「支払いのスムーズさ、手順の簡単さ」「利用できる店舗、サービスの多さ」が5割を超えている。
一方、「セキュリティ対策の充実度」は29.7%で前年調査の31.1%より減少が見られた。60代、70代の女性や、直近1年間にスマホ決済を利用していない人において「セキュリティ対策の充実度」を重視する傾向が見られたという。
(Security NEXT - 2021/03/22 )
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