Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングURLが急増 - 4割近くが「Cloudflare Workers」のドメイン

2023年12月は、前月を上回るフィッシング攻撃の報告がフィッシング対策協議会へ寄せられた。特にフィッシング攻撃で悪用された「URL」の増加が目立っている。

同協議会によれば、同月に寄せられたフィッシング攻撃の報告は9万792件。前月の8万4348件から7.6%増加した。1日あたり約2928.8件の報告が寄せられている。

フィッシングサイトに悪用された「URL」は1万7172件。1日あたりに換算すると約553.9件となる。2023年6月以降減少傾向が続いたが、前月の1万678件の約1.6倍へと大幅に増加した。

「URL」が急増した背景には、「Cloudflare Workers」でサブドメインを設定できることを悪用し、フィッシングサイトの転送元に用いるケースが目立っているという。URLの約37.2%にのぼった。

フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインとしては、「.com」が約55.3%で前月に引き続き最多。次いで「.dev」が約16.8%、「.cn」が約10.8%が多い。さらに「.top(約8.0%)」「.xyz(約2.6%)」「.net(約2.3%)」が続く。

20240116_ap_001.jpg
フィッシング攻撃の報告およびURL件数の推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2024/01/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スパム対策機器にゼロデイ攻撃、ディレクトリサーバに横展開 - 慶応大
高齢者調査名簿や調査票が所在不明に - 名古屋市
「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
ボランティア連絡用端末で誤送信、メアドが流出 - 奈良県
寝台列車「TWILIGHT EXPRESS」の乗客情報を消失 - 誤操作か
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
先週注目された記事(2025年12月21日〜2025年12月27日)
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供