フィッシングサイト、「偽Microsoft」が最多 - 「偽楽天」は3Qに急増
2020年にワールドワイドでもっとも、フィッシングサイトが設置されたブランドは「Microsoft」であるとの調査結果を仏Vade Secureが取りまとめた。国内企業としては「楽天」が6番目に入っている。
同社が76カ国で保護する10億以上のメールボックスにおいて検知したフィッシング攻撃の動向を分析したもの。フィッシング攻撃の誘導先となるユニークなURLの件数で比較した。
2019年に続き、2020年も「Microsoft」のフィッシング攻撃が最多で、3万9621件のユニークなURLを同社では把握した。次いで多い「Facebook(1万4876件)」、「Paypal(1万1841件)」と比較しても突出している。
「Microsoft」を装うケースでは、パスワードのリセットや警告を装う内容から、同僚に対して「OneDrive」や「SharePoint」のファイルを開くように要求するパーソナライズされたメールまで多岐にわたったという。
(Security NEXT - 2021/02/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「情報セキュリティ10大脅威 2023」 - 組織は「ランサム」が引き続き首位
2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
2022年のサイバー攻撃、前年比38%増 - 教育分野への攻撃増加
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを
フィッシングURL、ピークの9月から2カ月で半減 - 「偽Amazon」が急増
IPA、独政府「産業制御システムの10大脅威」の日本語版を公開 - チェックリストも
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2022」を発表
10月のフィッシングURL、約44%減 - 報告数も減少
9月のフィッシングサイト、銀行関連が急増 - クレカ系は割合減