ECサイトのフィッシングサイトが前月比1.7倍に - BBSS報告
BBソフトサービスは、2020年12月に同社で把握したフィッシング詐欺サイトの状況について取りまとめた。
同月に同社が調査により収集したeコマースサイト事業者を装うフィッシング詐欺サイトは907件。前月の542件から67%増となった。前年同月の164件と比較すると、5.5倍に拡大している。
またクレジットカード会社をかたるフィッシング詐欺サイトも、前月の377件から42%増となる534件へと増加した。前年同月の109件と比較すると、4.9倍の規模となる。
同社が把握したフィッシングサイトで悪用されたブランドを見ると、「楽天」が最多で「Amazon」が続き、上位2ブランドがいずれもECサイトだった。また、「三井住友カード」「JCB」「アプラス」「オリコ」などクレジットカード会社のほか、「auじぶん銀行」「au」「Microsoft」といったブランドも悪用されていた。
(Security NEXT - 2021/02/04 )
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