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口座連携決済サービスの約4割で不正出金 - 被害口座9割が単要素認証で連携

過去5年間で699件の契約のうち15%にあたる104件の契約に関わるサービスにおいて、不正出金が発生している。

金融機関で見ると、117金融機関のうち38%にあたる44金融機関で不正出金を確認。フィッシングなど原因が判明しているものは除き、個人情報の流出原因が不明である不正出金被害は、過去5年間に948口座で発生しており、被害額の合計は1億8758万円だった。

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被害額の割合。資金移動業者が86%と突出している(グラフ:金融庁)

不正出金被害が発生した948口座についてサービスベースで見ると、資金移動業者が提供する決済サービスでの被害が68%で最多。次いで多かったのは銀行が提供する決済サービスで27%だった。

一方金額ベースの被害を見ると、1億8758万円のうち、資金移動業者による被害が1億6170万円で86%を占めており、銀行が提供する決済サービスが2017万円(11%)で続いた。

(Security NEXT - 2020/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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