Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを

Zohoが提供する「Microsoft Exchange Server」のモニタリングツール「ManageEngine Exchange Reporter Plus」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

問題の脆弱性は、同製品の「Content Searchモジュール」に明らかとなった「CVE-2025-3835」。同脆弱性を悪用することでリモートからコードを実行することが可能となる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.6」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

Zohoでは、5月29日にリリースした「ビルド5722」にて同脆弱性を修正。利用者に対して早急に最新ビルドへアップデートするよう強く推奨している。

(Security NEXT - 2025/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「IBM QRadar SIEM」に複数脆弱性 - 修正パッチをリリース
「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消
Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を