Synology製の複数製品に深刻な脆弱性 - 一部はパッチ未提供
さらに同社製NAS製品に搭載されているOS「DiskStation Manager」においても複数の脆弱性が存在し、リモートよりコードを実行されるおそれがあることがわかった。CVE番号は12月4日の時点で採番されていない。
複数製品に影響があり、特に「DSM UC 3.0」「SkyNAS」「VS960HD」については、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされているが、セキュリティパッチは現時点で提供されておらず、緩和策もないという。
「DSM 6.2」に関してはアップデートとなる「同6.2.3-25426-3」が用意されている。重要度は1段階低い「重要(Important)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2020/12/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正