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Synology製の複数製品に深刻な脆弱性 - 一部はパッチ未提供

さらに同社製NAS製品に搭載されているOS「DiskStation Manager」においても複数の脆弱性が存在し、リモートよりコードを実行されるおそれがあることがわかった。CVE番号は12月4日の時点で採番されていない。

複数製品に影響があり、特に「DSM UC 3.0」「SkyNAS」「VS960HD」については、重要度が「クリティカル(Critical)」とレーティングされているが、セキュリティパッチは現時点で提供されておらず、緩和策もないという。

「DSM 6.2」に関してはアップデートとなる「同6.2.3-25426-3」が用意されている。重要度は1段階低い「重要(Important)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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