Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開

「Docker」において複数のコンテナ環境を管理するためのツール「Docker Compose」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

リモートより配布される「OCI(Open Container Initiative)形式」のデータを処理する際、パスの検証を適切に行っておらず、リモートよりキャッシュ領域外の任意ファイルを上書きできるパストラバーサルの脆弱性「CVE-2025-62725」が確認されたもの。

「Docker Desktop」やLinuxにおけるスタンドアロンプログラムをはじめ、CI/CDランナー、クラウド開発環境など、リモートの「OCIアーティファクト」を処理する環境が同脆弱性の影響を受けるという。

読み取り専用のコマンドを実行した場合でも、脆弱性を悪用されるとファイルの書き込みにつながるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「8.9」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングされている。

開発チームでは、現地時間2025年10月22日にリリースした「Docker Compose 2.40.2」で同脆弱性を修正した。利用者に同バージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正