Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」で広く利用されているキャッシュプラグイン「LiteSpeed Cache」に脆弱性が明らかとなった。

入力内容の検証不備に起因し、URLを通じて悪用されるおそれがある反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-12450」が明らかとなったもの。

ユーザーが細工されたリンクをクリックした場合などに、意図しないスクリプトが実行されるおそれがある。

DefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.1」、重要度を4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」と評価した。

「同7.5.0.1」および以前のバージョンに影響があり、開発者は現地時間2025年10月15日にリリースした「同7.6」にて脆弱性を解消。10月29日の時点で最新版は「同7.6.2」となっている。

(Security NEXT - 2025/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正