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Synology製の複数製品に深刻な脆弱性 - 一部はパッチ未提供

Synologyが提供するルータやNASに搭載されているソフトウェアに深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。一部はアップデートが未提供となっている。

「Synology Router」のデバイス管理向けプログラム「Safe Access」では2件の脆弱性「CVE-2020-27660」「CVE-2020-27659」が判明した。

「CVE-2020-27660」は、SQLインジェクションの脆弱性。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは、最高値の「10」に対して「9.6」と評価されている。重要度は「クリティカル(Critical)」。

また「CVE-2020-27659」はクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性で「CVSSv3」のベーススコアは「8.4」。重要度については1段階低い「重要(Important)」とレーティングされている。同社はアップデートとなる「同1.2.3-0234」で脆弱性に対処した。

(Security NEXT - 2020/12/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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