「LINEスタンプ」クリエイターの個人情報が流出 - 設定ミスで
LINEは、「LINE Creators Market」においてアップロードされたファイルがインターネット上からアクセス可能な状況となっており、個人情報などが流出したことを明らかにした。
「LINE Creators Market」は、同社SNS向けの「LINEスタンプ」を制作、販売できるクリエイター向けのプラットフォーム。
同社によると、認証の設定に問題があり、氏名や住所と言った個人情報が含まれている審査申請時のファイルなどが、外部よりアクセス可能となっていたもの。10月27日に同社バグ報奨金プログラムの参加者より報告があり、問題が判明した。
本来は閲覧に制限をかける必要があったが、サービスを開始した2014年4月17日以降、認証なしにアップロードされたファイルへアクセスできる状態だった。
ログが残っていた2016年3月以降、外部より83件のアクセスが確認された。また断定はできないものの、同社内からのアクセスと見られるアクセスが2408件あった。2016年3月以前についてはログが残っておらず、アクセス状況を確認できないという。
(Security NEXT - 2020/11/24 )
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