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中学の部活文書、生徒に誤って預け情報流出 - 高槻市

大阪府高槻市は、中学校の部活動において顧問が管理していた個人情報を含む文書を生徒に閲覧される事故が発生したことを明らかにした。

同市によれば、部員23人に関する競技技術の習得状況や、指導上の留意点について記載された書類の内容が流出したもの。

2025年6月14日に部活動の顧問が部員に荷物を預けたが、同書類が入っており生徒8人が書類を閲覧していた。

顧問は同月16日、荷物を部員に預けたままにしていることに気づいて荷物を回収したが、当初書類が入っていたとの認識がなく、問題に気づいていなかったという。

7月9日に別の顧問が部員と会話するなかで、同書類の存在を部員が知っているという発言から、書類が閲覧された可能性があることを把握。聞き取り調査から、生徒の目に触れていたことが判明した。

問題の判明を受けて、同校では部員の保護者や部員に対して経緯を説明するとともに謝罪している。

(Security NEXT - 2025/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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