偽通販サイトが出没、正規サイトから画像や文章を盗用
また「特価用品専門店」と称し、通信販売サイトを装った詐欺サイトも見つかっている。正規サイトを模した偽サイトではないが、他通信販売サイトから商品の画像や文章を盗用しており、衣料品や家電製品、化粧品、生活雑貨などを販売しているかのように装っていた。
こうしたサイトには、検索エンジンなどのいわゆる「リスティング広告」やSNSなどの広告を利用していると見られ、消費者が検索サイトで商品の種類や型番などを検索すると、大幅な値引き表示などで誘導していた。
同庁は、悪質なサイトで商品を注文した場合、代金を支払っても、商品は届かず、連絡も取れない状態に陥ると指摘。また送信したクレジットカード情報や個人情報が悪用されるおそれがあると警告を発している。
一般的な価格と比べて販売価格が安い通信販売サイトを見つけた場合も、安易に注文せず、URLが正規サイトとは異ならないかなど、不審な点がないか確認するよう注意を呼びかけた。
また商品代金の振込先口座の名義が、通信販売サイト上で表示される事業者名や運営責任者名などと異なっている場合に偽サイトの可能性が高いとして安易に代金を振り込まないよう求めるとともに、偽サイトでクレジットカード決済を行ってしまった場合は、クレジットカード会社などへ相談するようアドバイスしている。
(Security NEXT - 2020/10/22 )
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