Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「レイク」「オリックス」の偽メールに注意 - 狙われる消費者金融ブランド

新生フィナンシャルの「レイク」や、オリックス・クレジットが提供する「ORIX MONEY」などを装ったフィッシング攻撃が確認された。10月以降、消費者金融サービスを装ったフィッシング攻撃が目立っている。

企業からのメールを装って、正規サイトに似せかけた偽サイトへ誘導し、個人情報をだまし取るフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行ったもの。

「アカウント情報の更新」や「不正ログインの試行の確認」などと不安を煽り、アクセスさせるケースはもちろん、プレゼントのほか、貸付枠のアップ、利息無料サービスなど、消費者金融特有のサービスで気を引くケースも確認されている。

同協議会は、今後も類似したフィッシング攻撃が展開される可能性があるとして、引き続き警戒するよう呼びかけた。

「レイク」や「ORIX MONEY」に限らず、10月に入ってから「アイフル」「プロミス」など、消費者金融の複数サービスブランドが攻撃の標的となっている。特定のブランドに限らず、メール本文中のリンクからウェブサイトへ誘導するメールに警戒する必要がある。

(Security NEXT - 2024/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開