Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JAバンクの利用者を狙うフィッシング攻撃

農業協同組合(JAバンク)の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

あたかも出金ができなくなったかのようにして不安を煽り、偽サイトに誘導するフィッシング攻撃が発生しているもの。複数の件名でメールが送信されている。

メールの本文では、生体情報の利用登録が行われ、ログイン異常によって振込やATMによる出金が停止したなどと説明。「解除手続きが必要」などとだまして偽サイトへ誘導していた。

フィッシングサイトでは、ログインIDや支店番号、口座番号、ログインパスワードなどを入力させる。

同協議会では類似したフィッシング攻撃が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけた。

8月末には、「全国労働金庫協会(ろうきん)」に関するフィッシング攻撃についても注意喚起が実施されるなど、協同組織金融機関なども積極的にフィッシング攻撃で狙われており、警戒が必要となる。

(Security NEXT - 2024/09/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み