JAバンクの利用者を狙うフィッシング攻撃
農業協同組合(JAバンク)の利用者を狙ったフィッシング攻撃が発生している。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。
あたかも出金ができなくなったかのようにして不安を煽り、偽サイトに誘導するフィッシング攻撃が発生しているもの。複数の件名でメールが送信されている。
メールの本文では、生体情報の利用登録が行われ、ログイン異常によって振込やATMによる出金が停止したなどと説明。「解除手続きが必要」などとだまして偽サイトへ誘導していた。
フィッシングサイトでは、ログインIDや支店番号、口座番号、ログインパスワードなどを入力させる。
同協議会では類似したフィッシング攻撃が発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけた。
8月末には、「全国労働金庫協会(ろうきん)」に関するフィッシング攻撃についても注意喚起が実施されるなど、協同組織金融機関なども積極的にフィッシング攻撃で狙われており、警戒が必要となる。
(Security NEXT - 2024/09/05 )
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