外部サーバで一時運用した「サブドメイン」の乗っ取りに注意
サブドメインの運用終了時にDNS設定をそのまま放置してしまい、偽サイトの設置などへ悪用されるケースが発生しているとして、日本レジストリサービス(JPRS)が注意喚起を行った。
キャンペーンサイトをはじめ、一時的に外部サーバで「サブドメイン」を運用するケースがあるが、DNSの参照先となっている外部の「レンタルサーバ」や「CDN(Content Delivery Network)」を解約したにもかかわらず、DNS設定をそのまま放置してしまい、悪用されるケースがあるとして注意を呼びかけたもの。
正規の利用者が「レンタルサーバ」や「CDN」などの利用を中止すると、参照先のウェブサーバや権威DNSサーバが存在しない「ダングリングレコード」の状態が発生。
第三者も「ダングリングレコード」を把握することが可能。参照先となっている残存設定を利用し、ウェブサーバや権威DNSサーバを再設定することで、ドメイン名の管理権限を持たない第三者がサブドメインやゾーンを乗っ取ることが可能となる。
具体的には、偽サイトの設置、なりすましメールの送信など、さまざまなサイバー攻撃に悪用が可能。情報の窃取、マルウェアの配布、Cookieの改変などに用いられるおそれがある。
同社は「DNS」の運用において設定の削除、変更漏れを防止することはもちろん、攻撃が可能となっている設定がないか確認し、必要に応じて修正を行うよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/01/24 )
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