Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「プロミス」装うフィッシングメール - 偽サイトに誘導

消費者金融の「プロミス」をかたるフィッシングメールが出回っている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

問題のフィッシングメールでは、本人確認手続きの依頼や融資に関する重要な通知のほか、ポイントのプレゼントなどを偽装。メール内のリンクよりプロミス会員サイトに見せかけた偽サイトへ誘導していた。

フィッシングサイトでは、ログインIDやパスワードをはじめ、個人情報をだまし取ろうとしていた。

10月10日の時点で複数フィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして注意を呼びかけている。

「アイフル」など消費者金融の他ブランドを標的とするフィッシング攻撃も確認されており、特定のブランドに限らず警戒する必要がある。

(Security NEXT - 2024/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

セミナー申込フォーム、確認設定から他者が閲覧可能に - 山口県
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
フォームで個人情報が閲覧可能に、社内共有時のミスで - スーパーチェーン
サーバがランサム被害、個人情報流出の可能性 - 川崎設備工業
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
メール誤送信で留学生受入先のメアドが流出 - 福知山公立大
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示