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「プロミス」装うフィッシングメール - 偽サイトに誘導

消費者金融の「プロミス」をかたるフィッシングメールが出回っている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。

問題のフィッシングメールでは、本人確認手続きの依頼や融資に関する重要な通知のほか、ポイントのプレゼントなどを偽装。メール内のリンクよりプロミス会員サイトに見せかけた偽サイトへ誘導していた。

フィッシングサイトでは、ログインIDやパスワードをはじめ、個人情報をだまし取ろうとしていた。

10月10日の時点で複数フィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシングサイトが公開される可能性もあるとして注意を呼びかけている。

「アイフル」など消費者金融の他ブランドを標的とするフィッシング攻撃も確認されており、特定のブランドに限らず警戒する必要がある。

(Security NEXT - 2024/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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