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偽通販サイトが出没、正規サイトから画像や文章を盗用

消費者庁や国民生活センターは、実在の通信販売サイトをかたった偽サイトが複数確認されているとして、注意喚起を行っている。

家電製品や家具、生活雑貨などの通信販売サイトで商品を注文し代金を支払ったが、商品が届かない、といった相談が各地の消費生活センターへ多数寄せられているとして、注意を呼びかけたもの。

消費者庁が調査したところ、実在の通信販売サイトを装った偽サイトを複数確認した。掃除機など家電製品を販売するダイソンが運営するサイト「dyson」の偽サイトや、家具を販売するベガコーポレーションが運営するサイト「LOWYA」の偽サイトが確認されている。

いずれも正規サイトから商品の画像や文章を盗用。会社概要のページには企業情報を掲載するなど、公式サイトの構成を模倣していた。不自然な日本語表記もほとんど見られず、偽サイトと気づくのは難しいという。

(Security NEXT - 2020/10/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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