三越伊勢丹に対する不正ログインは5月から発生 - 約5.4万人に影響
三越伊勢丹は、同社が運営する「三越伊勢丹オンラインストア」およびグループ会社であるエムアイカードのウェブサイトで発生した不正ログインについて調査結果を取りまとめた。約3カ月間にわたり攻撃が展開されていたことが判明したという。
同社では、海外のIPアドレスから、利用者本人のIDとパスワードを第三者が利用して本人になりすまし、不正にログインする被害が確認されたことから調査を進めていたもの。
8月5日の時点では、7月6日から8月3日にかけて一部会員が不正ログインを許し、「三越伊勢丹オンラインストア」の顧客情報1万5336件、「エムアイカード」のウェブサイトにおいて会員情報3583件が第三者によって閲覧された可能性があるとして、同社は事態を公表するとともに、注意喚起を行っていた。
その後同社では、外部事業者の協力のもとフォレンジック調査を進めていたが、「三越伊勢丹オンラインストア」では不正ログインが5月5日より行われていたことが判明したという。
(Security NEXT - 2020/09/14 )
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