通販サイトにPWリスト攻撃、個人情報閲覧の可能性 - ヨネックス
ヨネックスは、同社公式オンラインショップにおいて、第三者のなりすましによる「不正ログイン」が発生したことを明らかにした。
同社によれば、顧客から身に覚えのない発注完了通知メールが届いたとの連絡があり、調査を進めたところ、11月7日から翌8日にかけて、不正ログインが試行されたことを確認した。
不正ログインが確認されたアカウントは223件。そのうち53件については、登録された個人情報を閲覧された可能性がある。氏名や住所、電話番号、性別、生年月日、購入履歴、配送先情報、クレジットカード番号の下3桁と有効期限などが含まれる。
今回の不正ログインについて、同社以外で入手したIDとパスワードを用いた「パスワードリスト攻撃」が原因であるとの見解を示している。
同社では、不正ログインに使用されたIPアドレスからのアクセスを遮断。不正発注と関連するアカウントを無効化し、対象の顧客に連絡した。あわせて全会員のパスワードについても無効化したという。
同問題を受け、同社は警察へ相談するとともに、個人情報保護委員会へ報告した。同社では、不正ログインを防止するため、他サービスで利用しているパスワードの使い回しや、容易に予測ができるパスワードを利用しないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/11/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意