「PWリスト攻撃」による不正ログインを確認 - Hulu
動画配信サービスのHuluは、一部のアカウントでなりすましによる不正アクセスが確認されたとして、利用者に注意を呼びかけた。
同サービスを提供するHJホールディングスによれば、2025年1月17日から19日にかけて、849件のアカウントで不正なログイン操作を検知した。
第三者によるログインを許した場合、プロフィールに登録されている氏名や生年月日、性別のほか、メールアドレス、お気に入り、視聴履歴、接続機器リスト、支払い情報の一部などを閲覧されたり、動画の視聴に利用された可能性がある。
同社は詳細について調査を進めているが、第三者が利用者本人になりすましてログインを試行する「パスワードリスト攻撃」に起因する不正アクセスであると説明。
同社以外から入手したIDとパスワードを利用したログインであることを確認したとしており、同社経由によるアカウント情報の流出については否定した。
同社では、不正ログインに使用されたIPアドレスによるアクセスを制限。対象アカウントに対し、パスワードの強制リセットを実施。他サービスと同じパスワードを使い回さないよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/01/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を