政府、「企業のプライバシーガバナンスガイドブック」を策定
総務省と経済産業省は、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.0」を策定した。
同ガイドブックは、「企業のプライバシーガバナンスモデル検討会」において、あらたな事業に取り組む企業が、プライバシーガバナンスの構築のために取り組むべきポイントを整理したもの。
プライバシーの取り扱いで批判が生じ、企業の存続に影響が生じるケースもあるとして、組織自らが能動的にプライバシー問題へ対応し、リスクの低減や社会から信頼を得られるよう、姿勢の明文化、責任者の指名、取り組みに対するリソースの投入など、プライバシーガバナンスの重要事項を取りまとめた。
決定に先立ち、7月に「DX企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.0」としてパブリックコメントを実施。60件の意見が寄せられ、意見を踏まえて名称を「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.0」に変更している。

(Security NEXT - 2020/09/01 )
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