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不正アクセスでスパムの踏み台に - システム開発会社

組み込み機器の開発、販売を手がけるイーアールアイは、従業員のメールアカウントが不正アクセスを受け、迷惑メールを送信するための踏み台に悪用されたことを明らかにした。

同社によれば、8月18日に同社のメールサービスを管理している会社から連絡があり、従業員1人のメールアカウントが不正アクセスを受け、同アカウントから迷惑メールが送信されたことが判明したもの。

今回の不正アクセスによる情報流出については、確認されていないと説明。全従業員のパソコンについてセキュリティ対策ソフトでスキャンを実施し、マルウェアの感染などが発生していないことを確認したという。

同社では、同社のドメインから不審なメールが届いた場合は、メール本文中のURLをクリックしたり、添付されているファイルを開封したりせずメールを削除するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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