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千葉大が迷惑メールの踏み台に - ホスティング事業者の通知で発覚

千葉大学は、環境健康フィールド科学センターのウェブサーバが、迷惑メールを送信するための踏み台として悪用されたことを明らかにした。

同大によれば、ウェブサイトのコンテンツ領域に保存されていたサイト更新用ソフトウェアのスクリプトファイルを悪用され、意図に反したスパムメールを大量に送信されたという。

6月11日にホスティングサービス事業者より、同サーバから約6万件の迷惑メールが配信され、緊急措置としてアクセス制限を行ったとの連絡を受け、問題が発覚した。

個人情報の流出については否定。サーバ内のファイルを調査、復旧を行い、安全を確認次第、同サイトを再開するとしている。

(Security NEXT - 2024/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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