Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2020年度「CYDER」の受講申込が受付開始 - NICT

情報通信研究機構(NICT)は、2020年度に実施する実践的サイバー防御演習「CYDER」の申し込みを受付開始した。

同演習は、国の機関や地方公共団体、重要インフラ事業者、民間企業を対象に、体験型のサイバー防御演習を提供するもの。セキュリティインシデントが発生した際の対応手順や事前の備えなどを学ぶことができる。

カリキュラムは事前オンライン学習と集合演習があり、事前オンライン学習ではセキュリティに関する基礎的な用語や知識を初心者でもわかりやすく学ぶことができる。集合演習では、現実的なシナリオをもとに実際にパソコンの操作やディスカッションをしながら、組織の一員としてインシデントの対処法を体験する。

全国47都道府県において合計100回程度開催する予定。受講費用は、国の機関や地方公共団体に所属している場合は無料。それ以外の法人や団体に所属している場合は1人7万円(税別)。開催日程などの最新情報は、CYDERのウェブサイトを参照のこと。

20200703_ni_001.jpg
演習コースの内容や受講対象者(表:NICT)

(Security NEXT - 2020/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NICTがシンポジウム開催 - 研究報告や女性活躍のパネルも
大洋州島しょ国向けにサイバーセキュリティ演習を実施 - 総務省
業界横断的セキュリティ演習「Delta Wall IX」を実施 - 金融庁
「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催 - JC3
自動車分野のセキュリティ技術を競うCTFイベント - 経産省
「Cobalt Strike」不正利用対策で国際作戦 - 攻撃元IPアドレスを封鎖
セキュリティ産業を創出する人材の育成を目指した「SecHack365」 - 個性を伸ばす「しくみ」
セキュリティ専門家2名や「セキュリティのアレ」に総務大臣奨励賞
インド太平洋地域における制御システムのセキュリティ向上を支援 - 日米欧が連携
防御演習「CYDERオンライン」ベータ版受講者を募集 - NICT