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添付ファイルでマルウェア感染、個人情報流出 - 日経

日本経済新聞社は、同社グループ従業員の利用する端末がマルウェアへ感染し、個人情報が外部に流出したことを明らかにした。

同社によれば、同社内のネットワーク端末を利用した同社およびグループ会社の役員、従業員、退職者、委託先従業員などの個人情報1万2514人分が流出したもの。

氏名や所属、メールアドレスが含まれる。購読者や顧客のデータ、取材で得た情報などの流出については否定している。

従業員が受信したメールの添付ファイルによりマルウェアへ感染、外部へデータが流出した。新種のマルウェアだったため、導入しているセキュリティ対策で当初検知できなかったと同社は説明している。

同社は関係者へ注意を促すとともに、関係者になりすましたメールへ注意するよう呼びかけている。また流出情報の監視を引き続き実施するほか、セキュリティ対策の強化を図る。

(Security NEXT - 2020/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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