県立校でメール誤送信、メアド入力やPW設定でミス重なる - 新潟県
新潟県は、県立特別支援学校において個人情報が含まれたファイルを、メールで第三者に送信するミスがあり、流出したことを明らかにした。
同県によれば、学校行事に関する事業者へメールを送信した際、メールアドレスの入力を誤り、無関係である第三者へ送信されていたことが4月22日に判明したもの。
問題の添付ファイルには、2025年度に学校行事に参加する予定の生徒と職員47人の氏名と住所、および2024年度に行事に参加した生徒と職員51人の氏名と住所が含まれていた。
メールを送信した職員は、添付ファイルにパスワードを設定した認識だったが、操作手順を誤り、パスワードが解除された状態だったという。さらに昨年度の情報も削除されずに残存した状態だった。
同校では、誤送信先に対し、削除を依頼するメールを送信。また保護者に対して書面を配付するとともに、保護者説明会を開催して経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2025/05/07 )
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