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障害児相談支援事業所に利用者の個人情報をメールで誤送信 - 高槻市

大阪府高槻市は、子育て総合支援センターにおいて、障害児相談支援事業所の利用者に関する個人情報を、複数の事業所にメールで送信するミスがあったことを明らかにした。

同市によれば、11月25日13時ごろ、障害児相談支援事業所を利用する市内在住者で、来春以降に18歳を迎える23人に関して、今後のサービス利用意向について聞き取りを求めるメールを13事業所へ送信した。

本来、市からの依頼にあたり対象者の一覧は提供せず、各事業所に電話で個別に聞き取る方法を採用していたが、対象者23人の氏名、住所、電話番号、生年月日、療育手帳の区分などが記載された一覧表を誤ってメールで送信するミスがあったという。

同日、メールを受信した事業所から指摘があり問題が判明。メールを受信した13事業所には、誤送信したメールと添付ファイルの削除を依頼し、削除されたことを確認した。

また同市では、対象者の保護者に電話で連絡を取り、事情の説明と謝罪を行っている。今後はメールの送信時に複数職員で確認を行い、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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