Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

同報配信にML利用、設定ミスで情報流出 - 鳥取県

従来、判定士登録者への連絡には電話を用いており、より迅速に対応できるようメールの活用を試行。各判定士登録者のメールアドレスが共有されないよう、同報配信にメーリングリストを用いたが、機能や設定など十分理解しないまま利用してしまったという。

同県では、訓練中止の連絡と謝罪をメールで行い、誤送信したメールの削除を依頼。メーリングリストを削除した。今後、メーリングリストの登録者全員に対し電話で謝罪し、削除状況を確認するとしている。

今回の問題を受け、今後再発の防止のため、同県ではメーリングリストを原則使用しないという。またやむを得ず使用する場合は、設定を複数で確認し、送信テストを行った上で、使用するとしている。

(Security NEXT - 2020/03/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構
乗換案内サイトで別の顧客情報を表示 - キャッシュ不備で
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
IIJメールサービス設備内に不正プログラム - 最大6493契約で情報漏洩のおそれ
キャンペーン応募サイトで設定ミス、個人情報を誤表示 - ヤマナカ