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フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都

東京都は、東京2025デフリンピックボランティアの管理を委託している事業者において、ボランティアの個人情報が外部より閲覧可能となったことを明らかにした。

都によれば、5月2日19時半ごろ、委託先事業者がGoogleフォームを用いたアンケートを実施した際、一定操作によりアンケート回答者945人分の氏名とメールアドレスが閲覧できる状態となっていたもの。

5月7日、アンケート回答者から受託事業者に連絡があり判明した。表示上、氏名とメールアドレスは紐づけられていない状態だったとしている。

業務委託先では、他回答者の個人情報が閲覧できないよう設定を変更。同月8日、アンケート対象者にメールで経緯を説明するとともに謝罪した。

(Security NEXT - 2025/05/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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