Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フォーム閉鎖時の設定ミスで応募者情報が閲覧可能に - 文京区

東京都文京区は、委託事業者が観光イベントの参加者募集のページに、応募者の個人情報が閲覧できるリンクを誤って掲載したことを明らかにした。

同区によれば、街歩きイベント「文の京ガイドツアー」の申し込み終了後の5月10日12時ごろ、オンライン応募者全員の個人情報が閲覧できるリンクを掲載するミスが発生したもの。

委託先事業者が申込フォームを閉鎖するための更新作業を行った際、設定を誤ったという。

5月10日12時ごろから、ミスが判明した同月14日14時ごろまで、イベントの参加者募集のページに掲載されたリンクをクリックすると、応募者80人に関する氏名、住所、電話番号、年齢を閲覧できた。

同区では、対象となる応募者にメールで謝罪。委託事業者に対し、申込フォームの更新手順の見直しや適正な確認方法の徹底を指導するとしている。

(Security NEXT - 2025/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正アクセスで保有データが外部に流出 - アークシステムワークス
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明
「Spring Cloud Gateway」のヘッダ処理に脆弱性 - 偽装のおそれ
サイバー攻撃で詳細を調査、生産販売に影響なし - 日本触媒
「Apache Tomcat」に脆弱性 - 5月中旬の更新で修正済み
BIツール「Apache Superset」にセキュリティ設定をバイパスできる脆弱性
先週注目された記事(2025年5月25日〜2025年5月31日)
ウェブメール「Roundcube」に脆弱性 - アップデートがリリース
資料スキャンのつもりが同報ファックスによる誤送信に - 印西市
OS更新作業中にテスト出力した個人情報ファイルを外部公開 - 茨城県