2割弱の中小企業が被害経験 - 「攻撃対象となる可能性高い」6.2%
実施しているサイバー攻撃対策でもっとも多かったのは、「OSやソフトウェアの脆弱性管理、ウイルス対策ソフトの導入」で52.4%。「データの保護(19.0%)」「アクセス権限、ログ管理および制御(18.8%)」「社員教育(15.9%)」と続く。
「セキュリティポリシーや事故対応マニュアルの策定」は10.5%で「リスクアセスメントの実施」は4.7%だった。また24.0%は対策をしていないと回答した。
また優先度の高い経営課題を3つまで選んでもらったところ、「サイバーリスクへの対応」はわずか1.6%だった。自社がサイバー攻撃の対象となる可能性はどの程度あると考えているか聞いたところ、「高い」「やや高い」と答えた経営者は6.2%だった。
サイバー攻撃の被害について、「十分イメージできている」「ややイメージできている」は49.4%と半数に届かず、「あまりイメージできていない」「まったくイメージできていない」が29.7%と3割に届いていない。サイバー保険に加入している企業は6.9%だった。
(Security NEXT - 2020/01/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
先週注目された記事(2025年4月6日〜2025年4月12日)
法人の不正送金被害額が急増 前四半期比4.5倍に
先週注目された記事(2025年3月23日〜2025年3月29日)
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
先週注目された記事(2025年3月9日〜2025年3月15日)
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
2024年4Qのクレカ不正利用被害額、約22%増 - 過去最多
先週注目された記事(2025年3月2日〜2025年3月8日)
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開