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都議会議員メルアカが乗っ取り被害 - スパムの踏み台に

都議会議員のメールアカウントが不正アクセスを受け、悪意あるメールを送信するための踏み台に利用されたことがわかった。

東京都議会によれば、日本共産党の大山とも子議員が利用するメールアカウントが不正アクセスを受け、12月3日および翌4日に不特定多数へ不正にメールが送信されたもの。

送信されたメールは、同議員のメールアドレスを用いて、差出人は「William Bourgeois」を名乗っていた。

メールの本文は英文で記載されており、アレルギー反応による食中毒で家族が被害を受けたなどとして、訴訟をちらつかせて和解金の支払いを求める内容。さらに「Wordファイル」を添付していた。

(Security NEXT - 2019/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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