Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

長期休暇に向けてセキュリティ対策の再確認を

休暇中に届いたメールにも要注意だ。多忙となる休暇明けに対応が甘くなることを見越して、マルウェアの感染を目的としたメールが送りつけられている可能性もある。

不特定多数を標的としたいわゆる「ばらまき型」の攻撃はもちろん、特定の企業や組織を狙い、特有の事情を踏まえた巧妙な攻撃が行われる場合もある。

感染端末よりデータを盗み出し、実際にやりとりがあったメールの返信に見せかけたなりすましメールを送信、感染を広げるマルウェア「Emotet」も流行している。

取引先や顧客から送信されたように見えるメールでも、添付ファイルやURLは安易に開かず、真偽を確認するなど細心の注意を払いたい。

また米時間2020年1月14日には、マイクロソフトをはじめ、各社がセキュリティ更新プログラムを公開する「パッチチューズデー」を控えている。「Windows 7」「Windows Server 2008」のサポート終了も同日を予定しており、あわせて注意したい。

(Security NEXT - 2019/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

年末年始に備え、セキュリティ対策を - 月例パッチは年明け1月9日
長期休暇に向けてセキュリティ状況の確認を
ゴールデンウィークに向けてセキュリティ体制の再確認を
政府、年末年始のセキュリティ対策で注意喚起
年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを
夏季休暇に向けてセキュリティの再確認を - 盆休み直前の月例パッチにも注意
政府、大型連休における対策徹底呼びかけ
まもなくゴールデンウィーク、セキュリティ体制の確認を
フィッシング、人事装うメールが高クリック率 - IT部門が低いとは限らず
年末年始の長期休暇に向けた準備を - 脆弱性やパッチ公開に注意を