Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メルアカに不正アクセス、迷惑メール送信の踏み台に - JEMIC

経済産業省所管の特別民間法人である日本電気計器検定所(JEMIC)は、メールアカウント1件が不正アクセスを受けたことを明らかにした。

同法人によれば、10月9日0時ごろから10日10時ごろにかけてメールアカウント1件が不正アクセスを受けたもの。

同アカウントが踏み台となり、543件の意図しないメールが送信された。またメールボックス内の情報を取得されたおそれもあり、78社109人分の氏名やメールアドレスなど個人情報が含まれる。

不正なメールの送信対象は、すべてフリーメールアドレスで、同アカウント内のメールボックス内に保存されていた関係者において送信対象となったのは、フリーメールアドレスを利用していた1人のみだという。

パスワードが窃取されたのが、不正アクセスの原因としており、同法人では問題発覚後、パスワードを変更。メールボックス内に情報が保存されていた関係者に対して、事情の説明を行っている。

(Security NEXT - 2019/10/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィリピン食品通販サイトのInstagramアカウントが乗っ取り被害
職員のアカウント2件がスパム送信の踏み台に - 東京経済大
学内メルアカに不正アクセス、迷惑メール送信が発生 - 学女大
開発用サーバに不正アクセス、フィッシング攻撃の踏み台に - 国立環境研究所
サーバの資料請求プログラムがスパムの踏み台に - 塩ビ工業・環境協会
メールアカウントが迷惑メール送信の踏み台に - アルケア
日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗
千葉大が迷惑メールの踏み台に - ホスティング事業者の通知で発覚
セミナー事務局のメルアカからスパム送信、原因を調査 - 広島県
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃