Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数製品「SSL VPN機能」を狙う攻撃が発生 - 悪用コード公開で

セキュリティ研究者のKevin Beaumont氏によると、8月中旬ごろGitHubなどを通じてエクスプロイトコードや脆弱性の詳細が公開されており、実際に「CVE-2018-13379」に対する攻撃を確認したという。

またPulse Secureの「Pulse Connect Secure(PCS)」においても深刻な脆弱性が指摘され、4月にアップデートを公開しているが、脆弱性を狙った攻撃を観測していることについても報告。

任意のファイルへアクセスでき、ユーザー名やパスワードを取得されるおそれがある脆弱性「CVE-2019-11510」について8月中旬に脆弱性の詳細が公開され、エクスプロイトコードが登場。同月22日より攻撃を確認しており、大規模に展開されているという。

いずれも4月から5月にかけてアップデートがリリースされており、セキュリティ関係者は注意を呼びかけている。

お詫びと訂正:脆弱性「CVE-2019-11510」に関する記載を一部修正しました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2019/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Android Framework」のゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 米当局
「Unbound」のDNSキャッシュ汚染脆弱性 - 追加対策版が公開
「Android」に月例パッチ、脆弱性107件に対応 - 2件ですでに悪用も
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
マルウェア対策製品「Avast Antivirus」に権限昇格の脆弱性
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正