「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
Mozilla Foundationは、ブラウザの最新版「Firefox 140」をリリースした。複数の脆弱性を解消している。
現地時間2025年6月24日に「Firefox 140」をリリースし、あわせて13件の脆弱性へ対処したもの。重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。
具体的には、重要度「高(High)」とされる脆弱性は2件。「FontFaceSet」における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-6424」や、メモリ破壊の脆弱性「CVE-2025-6436」を解消した。
さらに「中(Moderate)」とされる脆弱性6件や、「低(Low)」とされる5件に対応している。
また延長サポート版となる「Firefox ESR 128.12」および「同115.25」についても同日あわせてリリースし、それぞれ5件、2件の脆弱性へ対処した。いずれも「CVE-2025-6424」の修正を含み、重要度は「高(High)」とされている。
「Firefox 140」にて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2025-6424
CVE-2025-6425
CVE-2025-6426
CVE-2025-6427
CVE-2025-6428
CVE-2025-6429
CVE-2025-6430
CVE-2025-6431
CVE-2025-6432
CVE-2025-6433
CVE-2025-6434
CVE-2025-6435
CVE-2025-6436
(Security NEXT - 2025/06/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因
「Chrome 138」を公開 - 11件のセキュリティ修正
「WinRAR」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - 修正版を公開
サーバ管理ツール「Convoy」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース
ブラウザ「MS Edge」に関する脆弱性2件を解消 - MS
Dellのストレージ製品「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性
「SugarCRM」脆弱性 - 9年前の修正にCVE番号
前月の更新で脆弱性13件を修正 - Atlassian