セキュリティ相談、2019年2Qは微減 - 宅配業者偽装SMSは増加
2019年第2四半期に、情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ相談窓口」に寄せられた相談件数は、前四半期から微減した。ただし、「宅配業者をかたる偽SMS」に関する相談は目立って増加しているという。
同機構によれば、同四半期に寄せられた相談件数は3275件。前四半期の3385件から3.3%の減少となった。
相談内容ごとに見ると、宅配業者による不在通知を装ったショートメッセージに関する相談が459件寄せられた。前四半期の335件から37%増となる。問題のSMSでは偽サイトへ誘導し、悪質なアプリをインストールさせたり、電話番号や認証コードを詐取しようとしていた。
また、「ウイルスを検出した」などの偽警告でユーザーの不安を煽り、電話をかけさせて製品の購入やサポート契約を迫る偽警告の相談が348件と僅差で続く。前四半期の549件からは36.6%減となった。
(Security NEXT - 2019/07/24 )
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