実務者向けイベント「JSAC 2020」が開催決定 - CFPを開始
1月に開催された前回の「JSAC 2019」は、定員300人のところ、わずか2日で満席となった。実施後のアンケート調査では、98.7%が「大変満足」あるいは「満足」と回答。同じく98.7%が今後も参加したいとの意見を寄せるなど盛況だった。

椎木氏(画面左)、中津留氏(同右)
聴講者よる評価は高いものとなったが、次回イベントに向けて課題もある。
同センターで分析センター長兼インシデントレスポンスグループ部門長を務める椎木孝斉氏によれば、前回のCFPに対する応募は1次、2次あわせて18件。前々回の24件から減少した。また国内からは11件にとどまり、7件は海外からの応募となっている。
またテーマにも偏りが見られた。脅威動向やインテリジェンス、マルウェア関連の応募が多く、インシデント調査や対応事例、攻撃手法などの講演が3件にとどまり、調査手法や分析ツールなどを扱うフォレンジック関連の応募がなかった。
椎木氏は、インシデントレスポンスは重要なテーマであり、ぜひ応募を増やしたいとし、積極的な応募を促すため、前回よりCFPのガイドやサンプルなども用意していると説明。ぜひ活用してほしいと呼びかける。
(Security NEXT - 2019/06/26 )
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