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個人の半数がデータ消失経験 - 1割はバックアップせず

データ消失を経験したコンシューマーは51.3%にのぼるとの調査結果をアクロニス・ジャパンが取りまとめた。

2019年3月に同社がオンライン調査を実施し、結果を取りまとめたもの。日本を含む9カ国の一般的なインターネットユーザーを対象に実施したもので、国内からは99人が回答した。

パソコンやモバイルデバイスのデータのバックアップ状況について、国内回答者の結果を見ると、「年に1から2回」が55.0%で最多。「月に1から2回」が23.8%、「週に1から2回」が7.5%だった。「まったくしない」との回答は11.3%で、前年調査の23.6%を下回った。

バックアップする場所は、「ローカルの外付けドライブ」が43.7%、「クラウド」が33.8%、「ローカルハードディスクの別パーティション」が15.5%、「ローカルとクラウドの組みあわせ」が7%だった。

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バックアップ頻度の日本と世界平均の比較(グラフ:アクロニス)

(Security NEXT - 2019/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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