「WordPress 5.1.1」がリリース - XSSの脆弱性など修正
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、セキュリティアップデートとなる「同5.1.1」をリリースした。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する問題やバグなどあわせて14件の修正を実施した。セキュリティに関する2件の修正では、コメント機能における「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性に対処した。
さらに複数のバグに対応したほか、まもなく登場する「同5.2」では、サポートするPHPのバージョンを引き上げるため、対応の準備に向けた変更も含まれるという。
今回のアップデートは、「同5.1」の提供から短期間でのリリースとなったが、次期修正となる「同5.1.2」も今後2週間ほどで公開する予定。
また開発チームでは、「同5.0.4」「同4.9.10」「同4.8.9」をはじめ、各系列に向けたアップデートもあわせて提供している。
(Security NEXT - 2019/03/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
WP向けフォームプラグイン「Everest Forms」に脆弱性
WooCommerce向けファイルアップロードプラグインに脆弱性
WP向けECサイト構築プラグイン「Welcart e-Commerce」に脆弱性
WordPress向け「Dynamics 365」連携プラグインにRCE脆弱性
テーマなどのカスタマイズができるWordPress向けプラグインに脆弱性
「WordPress」のメンテ機能を提供するプラグインにRCE脆弱性
WordPress向けスパム対策プラグインに複数の脆弱性 - すでに攻撃も
WP向けプラグイン「Social Login」に認証回避の脆弱性
WP向けセキュリティプラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「WordPress」向け生成AI活用プラグインにRCE脆弱性