WP向けECサイト構築プラグイン「Welcart e-Commerce」に脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Welcart e-Commerce」に脆弱性が明らかとなった。
同製品は「WordPress」にeコマースサイトの機能を追加できるプラグイン。信頼できないデータのデシリアライズする脆弱性「CVE-2025-27130」が明らかになった。
権限を必要とすることなく、リモートより任意のコードを実行されるおそれがあるが、機密性、完全性、可用性などへの影響は低いとされており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「6.3」と評価されている。
同脆弱性は、クラウドストライクの澤田寛氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
脆弱性を修正したバージョン「Welcart e-Commerce 2.11.12」が公開されており、アップデートが呼びかけられている。
(Security NEXT - 2025/04/03 )
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