Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向け「Dynamics 365」連携プラグインにRCE脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Dynamics 365 Integration」に脆弱性が明らかとなった。

同プラグインは、マイクロソフトの「Dynamics 365」や「Dynamics CRM」と「WordPress」の連携を実現するソフトウェア。

テンプレートエンジン「Twig」における入力処理の不備に起因する「テンプレートインジェクション」の脆弱性「CVE-2024-12583」が明らかとなった。

寄稿者(Contributor)以上の権限をもつユーザーによって任意のコードを実行したり、任意のファイルを読み取ることが可能となる。

CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.9」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

「同1.3.24」にて脆弱性は修正されており、利用者にアップデートが呼びかけられている。その後もアップデートが実施されており、2025年1月6日時点の最新版は「同1.4」となる。

(Security NEXT - 2025/01/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Sentry」のSSOに脆弱性 - なりすましのおそれ
Ivanti、3製品でアップデートを公開 - 脆弱性を解消
「Aviatrix Controller」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「NVIDIA Container Toolkit」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Ivanti EPM」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートを公開
郵便局配達員が顧客情報を持出 - 誤配対策のため私物スマホで
中学校配布の出願システム用二次元コードで別人情報 - 大阪市
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
委託先が資料を空港トイレに置き忘れ、出発 - 佐賀県
「サポート詐欺」で2日にわたりPCへ外部アクセス - 長野電鉄