Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」のメンテ機能を提供するプラグインにRCE脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Umbrella」に脆弱性が明らかとなった。

同ソフトウェアは、バックアップ機能やウェブサイトのモニタリング機能など、「WordPress」向けにメンテナンス機能を提供するプラグイン

同プラグインにおいて、リモートより任意のファイルを不正に読み込むことが可能となる脆弱性「CVE-2024-12209」が判明した。

脆弱性を悪用されるとサーバ上で任意のPHPコードを実行されたり、情報漏洩などが生じるおそれがあるという。

DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

開発者は、現地時間12月5日にセキュリティアップデートとなる「同2.17.1」をリリースしており、利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金