WooCommerce向けファイルアップロードプラグインに脆弱性
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けのプラグイン「Drag and Drop Multiple File Upload for WooCommerce」に脆弱性が明らかとなった。
同プラグインは、「WordPress」においてeコマースサイトが構築できる「WooCommerce」用のプラグイン。ドラッグ&ドロップ操作で複数のファイルをアップロードできる。
同ソフトウェアに、ファイルパスの検証不備に起因するパストラバーサルの脆弱性「CVE-2025-2941」が確認された。ファイルを任意の場所に移動することができ、コードの実行につながるおそれがあるという。
CVE番号を採番したDefiantのWordfenceでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。
開発元では、同脆弱性を解消した「同1.1.5」を公開。利用中のバージョンを確認し、最新版へ更新するよう呼びかけられている。
(Security NEXT - 2025/04/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
