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緊急対応支援、「サーバ不正侵入」が半数超 - 仮想通貨発掘スクリプトが埋め込まれる被害も

サーバに対する不正侵入を受けた原因としては、「IDの不正利用」が最多。インシデント全体の18%にのぼる。ウェブアプリの脆弱性や、プラットフォームの脆弱性が悪用されたケースがそれぞれ4%。「WebLogic」の脆弱性が悪用されたケースも確認されている。

一方、マルウェア関連のインシデントを細かく見ると、「ランサムウェア」が全体の6%で、「APT攻撃」が4%、「不正送金」が2%だった。

また期間中、やり取り型の標的型攻撃メールや、認証サーバに対するブルートフォース攻撃が確認されたほか、社内の従業員宛てばらまき型マルウェアメールが送信されたケースもあったという。

(Security NEXT - 2018/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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