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企業の約8割が「BEC」を経験 - 件名に「Re:」「Fwd:」追加が1.5倍

ビジネスメール詐欺の件名を見ると、「支払い」や「請求」「緊急」「あいさつ」などを装うケースが上位を占める。

また「法務」関連の単語を含むケースにも注意が必要だ。全体的な割合は少ないものの、前年比18.5倍と大幅に増加した。そのなかでも多かったのは「Lawyer's call」との件名だった。

メールの件名において、「Re:」「Fwd:」といった文言を用い、前後のやりとりがあるかのように見せかけるテクニックを利用したケースが前年比1.5倍に増加。2017年末では11%の詐欺メールで利用されていたという。

(Security NEXT - 2018/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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