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2018年1Qはコインマイナーが2.2倍、ランサムは315分の1に

情報処理推進機構(IPA)は、2018年第1四半期のウイルスや不正プログラムの届出状況を取りまとめた。仮想通貨発掘するマルウェア「CoinMiner」が、前四半期の2.2倍へと拡大したという。

同機構によれば、同四半期のウイルス検出数は1770件。前四半期の2901件から大きく減少した。もっとも多く検出されたのは「W32/Bagle」で935件。「W32/Mydoom(271件)」「W32/Netsky(211件)」が続いた。

同一の届出者のもとで、同種のウイルスが同日中に複数検出された場合に1件とカウントする「届出件数」は294件で、前四半期の478件から減少。感染被害の報告は寄せられておらず、4期連続で感染被害の報告は受けていないという。

「自己伝染機能」「潜伏機能」「発病機能」のいずれも持たず、「ウイルス」の定義にあてはまらない「不正プログラム」の検出数は15万3439件。前四半期の82万2666件から5分の1以下に減少した。140万件を超えた2017年第3四半期から、2期連続で減少している。

(Security NEXT - 2018/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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