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「WannaCrypt」騒ぎから約1年、GWに向けてセキュリティ対策の確認を

ちょうど1年前、ゴールデンウィークが明けた週の金曜日に、既知の脆弱性を悪用して感染を広げるランサムウェア「WannaCrypt」が急拡大したことは記憶にあたらしい。

「WannaCrypt」の流行は、国内では週末と重なり、その間の注意喚起が功を奏して一部で被害は発生したものの、大きなパニックには陥らずに済んだ。

しかし、もし、同ランサムウェアの発生が1、2週間早く、ゴールデンウィークを直撃していたら、どのような結果となっていただろうか。

知る由もないが、こうした教訓を活かし、2018年のゴールデンウィークを迎えるにあたっては新種マルウェアや、重大な脆弱性の公表などにも警戒しておく必要がある。

(Security NEXT - 2018/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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