Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WannaCrypt」騒ぎから約1年、GWに向けてセキュリティ対策の確認を

ちょうど1年前、ゴールデンウィークが明けた週の金曜日に、既知の脆弱性を悪用して感染を広げるランサムウェア「WannaCrypt」が急拡大したことは記憶にあたらしい。

「WannaCrypt」の流行は、国内では週末と重なり、その間の注意喚起が功を奏して一部で被害は発生したものの、大きなパニックには陥らずに済んだ。

しかし、もし、同ランサムウェアの発生が1、2週間早く、ゴールデンウィークを直撃していたら、どのような結果となっていただろうか。

知る由もないが、こうした教訓を活かし、2018年のゴールデンウィークを迎えるにあたっては新種マルウェアや、重大な脆弱性の公表などにも警戒しておく必要がある。

(Security NEXT - 2018/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
2月に「セキュキャン2026フォーラム」開催 - 活動成果を募集
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
「Ivanti EPMM」狙う脆弱性連鎖攻撃、米当局がマルウェアを解析
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」が2月開催 - 講演募集を開始
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍